HAAP / TIMELESS


遙かなる宇宙(そら)と大地を紡ぎ、音のマジックが情景を変えるパラレルワールドストーリー。エレクトロオペラの大曲「Timeless」含む、壮大なコンセプチュアル・ダンスポップアルバム!

常にキャッチー&ハイクオリティーな作品を発表し続けるHAAPの通算3作目のフルアルバムとなる本作はゲストアーティストを多数招いてのコラボレーション・ボーカルアルバム。
3人の女性シンガーをフィーチャーしたメイントラックを中心に、DJ Peah(ex. M-AGE)の大胆なスクラッチ起用、そしてHAAPプロデュースのゲストクリエイター・リアレンジによるメイントラックのアナザーサイド・コラボレーションが、鏡の向こう側に迷い込むようなパラレルワールドへと誘う。
半世紀に渡る自身の音楽ルーツを結集し現代的ダンスミュージックへと昇華させたHAAPサウンドの集大成的大作アルバム。

2019.04.24 Release

 

からっ風が運んできた至極のフューチャーポップ。
平成最後の最後のマスターピース、ここに誕生!

Yoshihiro Hayashi (Tokyo Electro Beat Park)

HAAP氏との出会いは2006年。気がつけばもう10年以上前に遡る。当時まだ靖国通り沿いにあった新宿ヘッドパワーのとあるイベントに遊びに行った時、出演者だったHAAP氏となんとなく帰り道が一緒になり、同郷ということから話が弾んで新宿駅まで二人で歩いたのを記憶している。初対面でも気さくに話しかけてくれ、とても気のいいお兄さんという印象だった。

今作「TIMELESS」にも参加しているAyup1koを始め、共通の友人も多く、僕が所属するTokyo Electro Beat Park(以下TEBP)のイベントにも遊びにきてくれたりと交流が始まり、そんな矢先、2007年にT4P Recordsからファーストアルバム「DISCONATION」をリリースする。ディスコハウスやシンセポップというHAAPサウンドの原点であるが、その緻密で計算され尽くしたサウンドプロダクションのレベルの高さに舌を巻くと同時に、このアルバムに不思議な感覚を覚えた。それは、楽曲それぞれに「男気」や「気合」というような、おおよそエレクトロニックミュージックから想像出来ない「熱さ」を感じたからだった。この感触は一体何なのだろう?、不思議な魅力に取り付かれて毎日ヘビーローテーションしていた。このアルバムを聴いてからHAAP氏の印象は、「気のいいお兄さん」から「尊敬するアーティスト」に変わった。ありがたい事に、リリースパーティーやリミックスアルバムにも参加させて頂き、今でも楽しい思い出として記憶に残っている。

暫しのインターバルをおいて2016年にリリースされたセカンドアルバム「HARDBOILED」は、シンセポップからEDM、ダブステップと振り幅の広いアルバムとなった。アーティストにも様々なタイプがいるが、HAAP氏は他のアーティストの楽曲から創作をインスパイアするという。特にDeadmau5にはかなり傾倒していた時期があるそうで、その影響が色濃く出ていると言える。インプットしたものを消化吸収して自分の形にする。言葉にするのは簡単だが、実現させるのは大変なことであり、しかしながらそれが実行できる。HAAP氏は非常に優秀なリスナーでもあるのだ。

2017年、レーベルをNekon Recordsに移したシングル「Back to the Shanghai Disco」は原点回帰的なディスコハウス。かつては1曲完成させるのに数年かかったこともあるというが、ユーモラスなタイトルや曲調から、時が経ちかなりリラックスしてのサウンドメイキングを伺わせる。

そして2019年、満を持してニューアルバム「TIMELESS」が完成。今作はこれまでのHAAPサウンドの集大成と言える内容だ。短いインストから幕を開ける「Timeless」は、始まりに相応しい壮大なプログレッシブトランス。EDMの良質な部分を凝縮させたバックトラックにEika Leeの力強く伸びのあるボーカルが加わり、今作を期待させるには十二分な魅力を放っている。

3曲目ピュアシンセポップな「Weathers」には、かつてのTEBPのメンバーAyup1koがボーカルで参加している。久しぶりに聴く透明感のある歌声は今も健在で、これは個人的にもとても嬉しい起用だった。

4曲目はリミックス。オリジナルはLove The Candy’sのメンバーでもあるCandy Collectionの2014年リリースのアルバム「A Piece Of Fact」に収録されている曲で、原曲のダウンテンポをポップなハウスにアレンジしているので、ぜひオリジナルとも聴き比べて欲しい1曲。

前半のハイライト「Strange Girl」は「Hub Extra Bundle」の収録曲。いつものHAAP節と思わせておいて、中盤から怒濤の展開を迎える。ジャムセッションのようなブレイクは聴きどころのひとつで、新機軸が存分に盛り込まれている。続く「Strange Dream」は、レーベルオーナーK-Tanakaによる「Strange Girl」のリアレンジで、原曲をゴシックな世界観に再構築していて面白い。

7曲目「Be With You」は、JULLANというポストYMO的な日本人ユニットのカバー曲。活動期間が短いので一般的な知名度は高くないが、坂本龍一のサウンドストリートでも取り上げられたり、噂ではカルチャークラブのボーイジョージも彼らを絶賛していたという。このカバーもただのカバーではない。シンセポップなオリジナルのテンポを下げ、ファンク的なシティポップに解釈している。これは今まで見せてこなかった一面であり、HAAP氏の引き出しの多さを物語る重要な1曲だ。

8曲目「The Light And Beyond」は「Timeless」のHAAP氏によるセルフリアレンジ。ついさっき聴いた曲が全く別の曲に聞こえる。

9曲目「Outer Bounds」は壮大なオープニングから新境地なダウンビートへと変化する。そこに小気味よく挿入されるスクラッチは元M-AGEでLove The Candy’sのメンバーでもあるDJ Peahによるもの。いぶし銀のスクラッチが非常に良いアクセントになっている。

アルバムも終盤、10曲目は「Weathers」のCandy Collectionによるリアレンジ。ネオアコもしくはR&Bのようにも聞こえて、原曲とは別の表情を見せる。ラストは前作「HARDBOILED」に収録「Pianissimo」の、04DDのメンバーでもあり、Love The Candy’sのメンバーでもあるlovelesリミックスで幕を閉じる。美しいメロディが印象的なディープハウスを80’sニューウェーブテイストにアレンジ。

最後に、「HAAP/TIMELESS」はさまざまなアイデアが盛り込まれた2019年を代表する傑作であり、これから先も聴き続けられる名盤になるだろう。と同時に、新機軸もたくさん垣間見られ、さらに進化し続けるHAAPサウンドから目が離せない。


Tracklisting

01. Into The Silence
02. Timeless (feat. Eika Lee)
03. Weathers (feat. Ayup1ko)
04. Parallel Lines (HAAP Remix)
05. Strange Girl (feat. RABiN×LOViN)
06. Strange Dream (rearranged by K-Tanaka)
07. Be With You
08. The Light And Beyond (rearranged by HAAP)
09. Outer Bounds (feat. DJ Peah)
10. Colors Of The Sky (rearranged by Candy Collection)
—Bonus Track—
11. Pianissimo (loveles Remix)


Release Party

アルバムリリースを記念して、群馬、東京にてRelease Partyを行います。
CDの先行発売もいたしますので、是非遊びにきてください。

〈群馬〉4/6 仲清水ハンサムナイト & HAAP Release Party


4/6日(土) 20:00~0:00 みつのね-桐生LEVEL5 1F- 群馬県桐生市本町5-364 (Map)

Live : HAAP
Guest DJ : DJハンサム / IGARAP / ハガクレ ヨウヘイ / のりちゃん
DJ : 仲清水
Relaxation : marimomy


〈東京〉4/21 HAAP / TIMELESS Release Party


4/21(日) 秋葉原 AMASTAGE -東京都千代田区外神田3丁目3-5 ヨシヰビル地下- (Map)

Live
HAAP (guest : DJ Peah, Loveles, Candy Collection, me-ma, Eika Lee, Ayup1ko, ryu, k-tanaka)
Love The Candy’s / FQTQ / Parts Of Console / mami
DJ : Kamaida
VJ : ASTERIX!,
Sound : Kentaro Ukai


アルバムに先行して、前作HARDBOILEDより「Confusion」を3/7配信リリースいたします。apple music, Spotify 等で是非チェックしてください!

Tracklisting

01.Confusion
02.Confusion(Extended Club Mix)


TIMELESS 参加ミュージシャン

M02-08 Eika Lee

ゴスペル仕込みの圧倒的歌唱力を持つ実力派シンガーソングライター。
柔軟な歌唱スタイルはポップミュージックとの親和性も高く、Voice Of Japan在籍時代に平井堅、つのだ☆ひろ等、数多くのアーティストの楽曲レコーディングやバックコーラスとしてイベント等に参加。
また、ミュージカルを中心に舞台出演や他アーティストへの楽曲提供等、幅広い分野で活躍。 ソロ活動の傍ら、ゴスペルシンガーズグループ「Deeper」のメンバーとしても活動中。

M03-10 Ayup1ko

トーキョーエレクトロビートパークのオリジナルメンバーとしてレギュラーDJを務め、独自のキャッチーなポップセンスでトラックメイクもこなす生粋のエレクトロガール。2001年、高橋幸宏主催「@nobis2001コンシピオ新人オーディション」準グランプリ受賞。
2008年、女性DJ100人のプロファイル書籍「DJ100Girls 2008」に選出。また、映画「祖谷物語 おくのひと」の挿入歌として楽曲「Galaxy in MyPocket」「4 Boys&Girls」が使用されている。

M05-06 RABiN×LOViN

沖縄をベースにトラックメイク、DJ、ダンス、シンガー等、マルチに活動する新世代クリエイター。
独特な耽美的世界観を持つサウンドメイクを特徴とし、2018年にNekon Recordsからリリースされた「Hands」はAmazon Musicで1位を獲得。
「RABiN×LOViN」名義での活動の他、沖縄電子少女彩への楽曲提供も行う。
また、ストリートダンサーとしても活動しており、県内のスクールにてインストラクターを務める。

M09 DJ Peah

多彩なスクラッチによりジャンルの枠を超え活躍する技巧派DJ。
1992年、ビクターインビテーションレーベルよりM-AGEのメンバーとしてメジャーデビュー。
また、横山和俊とのユニット「PANDEMONIUM」での活動や、SCHAFTのアルバム「SWITCHBLADE」に参加。
解散後もDJとして活動する傍ら、MIYO-KENのユニット「u crack irigaru」にサポート参加。Nekon Recordsの同門 Love The Candy’sのメンバーとしても活動中。

M04-10 Candy Collection

幅広い音楽性でLove The Candy’sの中心メンバーとして才能を発揮するサウンドブレイン。
2015年、ソロ名義「Candy Collection」でアルバム「A Piece Of Fact」をリリース。各方面で高い評価を得る。
また、「Cut Bit Motorz」名義でMazoom Records 等、海外レーベルよりテックハウストラックを多数リリース。
ゲーム音楽やバーチャルアイドルへの楽曲提供、タカラトミー「VR宇宙の旅人」の音楽を手がける等、多方面で活躍している。

M05 K-Tanaka

Nekon Recordsのオーナーにして、正統派テクノ/エレクトロクリエイター。
90年代初期のシーン黎明期から活動しており、「696SystemS」のメンバーとしても活動。
ソロ名義「K-Tanaka」ではAnti Gravity Deviceから「2019」「2019-2015」をリリースし、国内外から高い評価を得る。
数多くのアーティストのリミックスも手がけ、クラフトワーク直系のそのサウンドは多くのファンを持つ。

M11 loveles

Love The Candy’s のメンバーであり、ソングライティングの中心人物。
90年代には「04DD」のメンバーとして808 StateやCandy Flipのフロントアクトを務める。
フジテレビ系列「カルトQ(テーマ:クラブ)」に出演経験あり。
2018年、Ano(t)raksからリリースされた「君といた夏」がネットを中心にスマッシュヒット。
レゲエ、ソウル、ダブ、ネオアコ等、様々な音楽をクロスオーバーさせた楽曲を精力的に発表している。

Artwork ryu

HAAP作品全てのジャケットデザインを手がけるグラフィックデザイナー兼ニューディスコ&イタロディスコクリエイター/DJ。
Back to the Shanghai Discoの元ネタ原作者でもある。盟友d0d1eとのテクノ/ハウスユニット「dot nine」としても活動中。


HAAP

Masatoshi Iizukaによるエレクトロミュージックのソロプロジェクト。
80’sニュー・ウェーヴ/シンセポップに強く影響を受けたサウンドとキャッチーなメロディーメイクを特徴とし、ポップ、ファンク、ディスコ、プログレッシブロック等、幅広い音楽性を持つ。パンチのあるディスコ&ハウスビートを軸に妥協のないサウンドプロダクションにより自身の音楽ルーツを現在進行系のエレクトロサウンドにアップデート。
2017年、Nekon RecordsよりCD リリースされた「Back to the Shanghai Disco」がソールドアウトのスマッシュヒット。今作は満を持してのフルアルバムとなる。


ディスコグラフィー

2005 年 テクノポップコンピレーションアルバム「テクノ4ポップ Vol.1」参加
2007 年 1stアルバム「DISCONATION」リリース
2008 年 Think Sync Integral コンピレーションアルバム「CASUAL MEETINGS」参加
2016 年 2ndアルバム「HARDBOILED」リリース
2017 年 シングル「Back to the Shanghai Disco」リリース
2018 年 Love The Candy’sとのスプリットシングル「HUB Extra Bundle」リリース

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